今から始める「甘酒習慣」で夏の肌ダメージケア
暦の上では秋の始まりとされる立秋が過ぎましたが、
まだまだ暑い日が続いていますね。
真夏の太陽がじりじりと照り付け、
「紫外線」の肌への負担も気になる季節です。
紫外線をたっぷり浴びた夏の肌は、
外側からきちんとお手入れして潤すことが基本ですが、
同時に内側からのお手入れも大切です。
そこで今回は、この夏の肌ダメージを
内側からケアする甘酒習慣をご紹介いたします。
【米麹甘酒が日焼けした肌に良い理由とは?】
●美肌ビタミン「ビタミンB群」
米麹甘酒に含まれるビタミンB2やパントテン酸、ビオチンといったビタミンB群は、
皮膚の新陳代謝であるターンオーバーを促し、老廃物のスムーズな排出を助けます。
出来てほしくないシミの原因となる「メラニン」も、実はこのターンオーバーによって排出されやすくなるもの。
そのため、シミのできにくい健康的な肌にするために、欠かせないビタミンです。
●美白成分である麹由来の「コウジ酸・フェルラ酸」
麹の発酵により作られるコウジ酸はそもそも「メラニン」の生成を抑える作用が知られてます。
美白成分としても認められており、紫外線を受けた肌のシミやくすみの予防に繋がります。
フェルラ酸も同様に、日焼けによる細胞の酸化(老化)ダメージを防ぐため、美肌とアンチエイジングに嬉しい成分です。
【肌ケアにおすすめの摂取タイミング】
肌のゴールデンタイムというのをご存じでしょうか?
肌の修復や再生を促す成長ホルモンが分泌されやすい時間帯であり、
入眠から3~4時間の間と考えられています。
この時間帯にしっかり熟睡することで、新しい皮膚に生まれ変わる「ターンオーバー」を促進。
リラックス効果も期待できる米麹甘酒ですから、
就寝前の甘酒習慣でより深い睡眠が期待できますね。
さらに、夜は一日の中で最も副交感神経が高まり、腸が活性化する腸のゴールデンタイム。
腸が整うと、血液の状態も良くなり、肌にも表れるもの。
この二つのゴールデンタイムの効果を、
肌と腸に栄養を与える甘酒の力を借りて、高めたいですね✨
【摂取のポイント】
肌のターンオーバーは個人差がありますが、約1か月程度かかります。
数日飲んでも効果が見えにくいとあきらめずに、
1か月程度試してみてください。
摂取の目安量は約100cc。何より大切な事は継続することです。
肌に嬉しい成分が含まれ、日焼け後のダメージケアにぴったりな米麹甘酒。
夜の甘酒習慣で、肌と腸に栄養を与え、潤う美肌を目指していきましょう✨
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執筆:店舗スタッフ・管理栄養士
大学卒業後、病院にて約5年間栄養管理や栄養指導に従事。
その後、高校や大学で栄養学の教員を務める。
夫の転勤で関東に来たことを機に、甘酒専門店で専属管理栄養士として勤務中。
日々の甘酒生活で自身の潰瘍性大腸炎を寛解維持中。
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