日々育てる!My腸内フローラ🌼
私たちの腸内環境を左右する「腸内細菌」。
腸の粘膜には100種類以上100兆個以上もの細菌が生息しているといわれ、
その様子がまるでお花畑に見えることから「腸内フローラ」と呼ばれます。
腸内細菌は、その働きから大きく「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つに分類されます。
✔人体に良い影響を与える「善玉菌」
✔便秘や下痢を招いたり、有害な毒素を作る「悪玉菌」
✔善玉菌または悪玉菌の、どちらか多い方の味方をする「日和見菌」
これらの理想的なバランスは善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1と言われます。
善玉菌が悪玉菌より多ければ、日和見菌が味方になり、健康な状態を保つことができ、
逆に、この比率が逆転すると…日和見菌は悪玉菌の味方になり、
腸内環境が一気に悪化しやすくなります。
そのため、つねに善玉菌が悪玉菌より多い状態を保つことが大切です。
良い腸内バランスを保つためには??
腸内環境は加齢とともに、腸内細菌のバランスが崩れやすくなっていきますが、
特に腸内環境に大きな影響を与えるのが、毎日の食事。
私たちの食べたものが、腸内細菌のエサとなり、
発酵・分解されることで体に吸収されやすい物質に変わります。
善玉菌は、バランスの良い食事が大好き。
特に食物繊維や発酵食品、オリゴ糖が大好物で、
これらを分解して乳酸や酢酸、酪酸やビタミンB群など、体に有益な物質を作りだしてくれます。
逆に、高カロリー・高脂質な偏った食事が大好きなのが悪玉菌。
アンモニアや硫化水素などの有害物質を生成し、肌荒れや癌化の原因物質を作り出す恐れも。
このため、食事は腸内を善にも悪にもする重要な鍵となります。
腸の強い味方!飲む発酵食品「米麹甘酒」
米麹で発酵させた甘酒には、オリゴ糖や食物繊維が含まれ、
さらに麹自体も、善玉菌のエサとなり、その数を増やしてくれます。
また、腸内を弱酸性にすることで、悪玉菌が増えるのを防ぐ効果もあります◎
食物繊維は腸を刺激して動きを良くしてくれるので、
お通じを改善することで、腸の有害物質も排出されやすくなります。
これらの効果を持続させやすくするためには、
日々善玉菌にエサを与えるように、飲み続けることが大切です。
バランスの良い食事+1日コップ1杯の米麹甘酒で、
善玉菌が育ちやすい健康的な腸を目指していきましょう✨