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甘酒クラフトストーリー~天領酒造~
こんにちは。米麹甘酒専門店のレンMUROです。
本日も、『甘酒クラフトストーリー』という名のもと、のレンMUROで人気の甘酒醸造元さんをご紹介していきます。
第六回目に紹介する醸造元さんは、甘酒を毎日飲まれる方に不動の人気を誇ります「造り酒屋の甘酒のもと」「オリゴ糖の甘酒」を造っております、『天領酒造』さんです。
延宝8年(1680年)に創業し、現在岐阜県下呂市にあります「天領酒造」さんは、今年で創業340周年を迎えられました。
はじまりは江戸時代までさかのぼります。日野屋佐兵衛本州という方が一円を巡って行商をしていましたが、その後、飛騨高山の人々の人情や美しい自然に惹かれてこの地に住み着き、物品販売の傍ら日本酒造りを始められたそうです。
↑(飛騨萩原を一望できるところから)
明治時代になって酒造業を家業として行われるようになり、昭和31年「天領酒造株式会社」として法人化され、現在に至っております。
飛騨の自然を愛し、人情を愛した日野屋佐兵衛さんの心意気を現在の8代目まで脈々と受け継ぎ、
現在も、飛騨山脈の地下30mからくみ上げた豊富な天然水と、その恵みで育った酒造米を中心に、それを使用して作った米麹を使い、伝統の酒造りを守り続けています。
↑(飛騨山脈から湧き出る豊富な水)
甘酒造りは、甘酒がまだ一般に広く浸透していない22~23年前に、現8代目であります上野田社長がはじめられました。
上野田社長が甘酒造りの中で一番こだわっているのは『品質管理』だそうです。『甘酒は温度や雑菌など、様々なことが原因で品質が変わりやすいから、品質管理を何より徹底しています』とのこと。
数年前までは、某大手食品メーカーの甘酒を造っていたそうで、年間で1本もトラブルがなく、素晴らしいスペックだと称えられるほどだったそうです。
↑(蔵人の方による麹造り)
そんな天領さんも、はじめは日本酒を造るところと同じ場所で甘酒造りをされていたそうで、当初は様々な課題が出てきたそうですが、色度選別機を使って黒いお米が入らないようにするなど改善を重ね、より安定した品質を目指して、2016年にはHACCPの概念に合う食品工場を設立されました。
↑(天領食品工場)
甘酒だけでなく、佃煮などの加工食品なども作られており、現在の目標は甘酒でHACCPをとることだそうです。HACCPを甘酒でとっているところはほとんどないそうで、品質管理へのこだわりがよく感じられます。
▲造り酒屋の甘酒のもと
そんな天領酒造さんが造る甘酒の代表が「造り酒屋の甘酒のもと」です。
岐阜県産を中心とした酒造用米を使用し、飛騨山脈の天然水を最大限に活かした風味豊かな甘酒。希釈タイプには珍しいビンに入れられており、毎日甘酒を飲まれる方や、ご家族で楽しまれる方に人気です。
実はビンにもこだわりがあり、他の甘酒にはないステンレスキャップで封をしてあり、栓抜きを使用してあけ、付属のプラスチックキャップで栓をし直すという形をとられています。天領酒造さんの甘酒は、甘酒を容器に詰めた後に高温で殺菌しているため、熱に耐えうる、かつ錆びないステンレスキャップを使用しているそうです。これも品質管理上で一番最適ということで、この形をとられているとのことです。
▲オリゴ糖のあま酒
また「オリゴ糖のあま酒」も、本来ブドウ糖の多い甘酒を独自の技術でさらに分子量の細かいオリゴ糖しているので、より体に負担なくエネルギーになりやすい、他にはない甘酒に仕上がっております。
上野田社長は『添加物を使わないで、人がやらないような商品を作りたい』と、今まで様々な商品を作られており、現在でもその気持ちを強く持って様々なことに取り組まれております。
伝統を守りながらも、革新的なやり方を模索していく天領酒造さんのこだわりの詰まった甘酒。ぜひ試してみてください。
◆天領酒造さんの甘酒お取り扱い一覧はこちらから
https://koujiamasake.jp/collections/天領酒造
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